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きしだのはてな: [java][netbeans]NetBeans8.2にJShellを組み込む

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JDK9から導入されるJShell、IDEに組み込めれば最強だと思ってたのが、NetBeansで試せるようになっていました。

ずいぶん前にNetBeansにJShellを組み込む話が出てたのに、一向に開発ビルドに載ってこないと思ってたら、プラグインとして独立して開発されていました。


まず、次のHudsonサイトからupdate.xmlのURLをコピーします。

prototypes-repl9 [Hudson]


これです。

http://deadlock.netbeans.org/job/prototypes-repl9/lastSuccessfulBuild/artifact/nbbuild/nbms/updates.xml


プラグインダイアログの、「設定」タブで「追加」ボタンを押して、「アップデート・センター・カスタマイザ」を開きます。

適当な名前をつけて、「URL」にさきほどのupdate.xmlのURLを入力して「OK」します。

f:id:nowokay:20161117061959p:image


「使用可能なプラグイン」タブで、「検索」欄に「jshell」と入力すると、「Java Shell Support」と「NetBeans JShell Library」のふたつが出てくるはずなので、療法の「選択」チェックを入れて「インストール」します。

※ぼくはすでにインストールしてるので、画像は「インストール済」タブになってます。

f:id:nowokay:20161117062000p:image


NetBeansを再起動すると、「ツール」メニューに「Open Java Platform Shell」が追加されているはずです。

f:id:nowokay:20161117062002p:image


ここから、JShellが起動できます。

f:id:nowokay:20161117062003p:image

面白いのは、Java versionが1.8になっているところです。JDK9がなくてもJShellが使えます。


補完も効きます。

f:id:nowokay:20161117063713p:image


えらいのは、import文も補完してくれるところです。かなり助かる。

f:id:nowokay:20161117063714p:image


Javaプロジェクトの右クリックメニューにも「Execute Java Shell」メニューが追加されています。

f:id:nowokay:20161117064533p:image


つまりですね。

こんな感じのクラスを作ってですね。

package sample;

publicclass MyClass {
    publicstaticvoid hello() {
        System.out.println("Hello!");
    }
    publicstaticint three() {
        return3;
    }
}

こうすると、こう。

f:id:nowokay:20161117064534p:image


こうすると、こう。

f:id:nowokay:20161117064535p:image


ただし、外部ライブラリは、まだだめみたい。

Guavaを導入しつつ、こういうメソッドを作って。。。

publicstatic List<String> imList() {
        return com.google.common.collect.ImmutableList.of("imm", "uta", "ble");
    }

こうしたら、こう。

f:id:nowokay:20161117064536p:image


ということで、まだちゃんとは動いていないですけど、これから開発が進むと、いろいろコードを書くときの強力なツールになってくれそうです。


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