以前、WindowsがインストールされたVMwareのイメージを縮小するエントリーを書いたが、今回はLinux編。こちらもWindowsの時と同様に、利用していない領域をゼロで埋めてからcompactを実行するとかなり小さくなる。これは、VMwareのイメージファイルは内部で圧縮されて保存されているため。
特に、VMwareのイメージを配布するときはファイルサイズが小さい方がよいわけで。そのために以下の方法を試してみるのはよいかと思う。
ちなみにこの方法は、某巨大掲示板に書いてあった方法だが、見失いそうなのでblogに転記しておく。
手順
あらかじめ、縮小したいデバイス(/dev/sda1とか)を調べておく(dfコマンドなどで知ることが可能)
必要なものは、UbuntuのCDイメージ(まあ別にubuntuでなくてもいいのだが)
- UbuntuのCDよりLiveCD モードでUbuntuを起動させる
- /etc/apt/sources.listから、Universeを有効化
- aptitude install zerofree
- /home/ubuntu/shなど、適当にマウント先のフォルダを作成する
- リードオンリーでマウント
sudo mount -v -n -o ro -t ext4 /dev/sda1 /home/ubuntu/sh - zerofreeを実行
sudo zerofree -v /dev/sda1 - zerofree実行後はunmount
sudo umount /home/ubuntu/sh
パーティションを一通りzerofreeで処理したあとは、VMwareにてHDDにcompactを実行する
【改訂新版】 Linuxコマンド ポケットリファレンス (Pocket Reference)
posted with amazlet at
11.05.27
沓名 亮典 平山 智恵
技術評論社
売り上げランキング: 17652
技術評論社
売り上げランキング: 17652