Java SE/ME系のセッションはHiltonです。セッションによって、HiltonとParc55を行ったり来たりするわけです。どちらの建物も、立体迷路になってて、すげー迷います。
Hiltonの駐車場の料金所はケーブルカーの形しててかわいい。
今日は結構さぼってしまったので、この5セッション
- CON3162:Coding for the Future:The IDE (R)evolution for the Next Generation
- CON3979:Going Native:Bringing FFI to the JVM
- CON3353:The Future of MVC in JAX-RS
- CON8320:Ask the JDK Architects, Part 1
- BOF2990:Meet the JVM Team
CON3162:Coding for the Future:The IDE (R)evolution for the Next Generation
IDEはどうなるの?って話。ふんわりとしたNetBeansロードマップの話です。
2000年前後にNetBeans、Eclipse、IntelliJが出てきたよねって話とか、
ちなみに、IntelliJ IDEAはIDEAと略さないといけないはずなのだけど、プレゼンにはIntelliJって書いてて仙台方面から怒られそう。
NetBeansを使う人で、Javaを使うのは75%らしい。思いのほか少ない。PHPは35%
で、Web IDEの話になって、まあパフォーマンスも悪いし機能も少ないしオフラインモードの問題もあるし、一方で得られるものは何かって考えると、あまりいいアイデアじゃないと。
けど、たとえばGoogle App Engineみたいにローカルでエミュレートできないものもあるし、CIやらGitやらネット越しのサービスとかあるし、クラスのインデックス作りとかはまとめてやっちゃいたい。
IDEの設定や開発環境の整備もめんどくさい。で、クラウド上に置いたりするのが考えられる。
んで、NetBeansどうするかというと、とりあえずUIとロジックを分離して、サービスとして切り離せるようにしましょう、と。で、これをNetBeansをフォークせずにやりたいと。
これをOracle Developer Cloud Serviceでやるけど、ゆっくりやるよ、という話でした。
ランチ
JavaOneでは、評判のランチがあります。
ジュースもあります。
お茶とかコーヒーも。
味はともかく、でかいです。
ぜひ一度JavaOneに参加して、どういう評判なのか体験するといいと思います。
CON3979:Going Native:Bringing FFI to the JVM
「JNI知ってる人?」はーい
「それを愛してる人?」笑い
という質問からはじまった、JavaにJNIよりも便利なネイティブアクセスを導入しましょうという話。
JRubyのCharles Nutterさんです。
プロジェクタ前で写真をとってるのはさくらばさんです。なので、このセッションの資料を撮った写真のほぼすべてにさくらばさんの頭がいい感じに写りこんでますw
で、まあJNIより抽象度の高い、JNR(Java Native Runtime)を導入しましょう、という話です。
JNAというのがすでにあって、あれは便利なのですが、遅い。
JNRはJNAより10倍速い、と。
で、Project Panamaとして開発してて、JDK9に入れたいということなんですけど、そのためにはJSRにして取り入れてもらわないといけない。
なので、要望とか、うまくいったことや失敗したことを教えてほしい、んで隣の人に教えましょう、と。
あとは質疑応答が結構ありました。聞き間違えてるかも。
「メモリはコピーされるの?」
→「される」
「C++ Libraryは?」
→「テンプレートとかあるから難しいよね(客席にいたJohn Roseから)」
「ネイティブとJavaのメモリライフサイクルは?」
→「違うね。Java 9で一緒になるとうれしいね。」
「メモリのレイアウトとかは?」
→「そのうちやりたい。まずはJNRから」
「Panamaはいつ?」
→「JDK9に入れたい」
ゲームとか
Java EE関連のセッションの会場になってるParc55には、ゲームコーナーがあります。
あとビールも。
CON3353:The Future of MVC in JAX-RS
MVCの話とか。写真とってるのは寺田さん。
MVC仕様の話。これがラフなサンプル
で、JAX-RS実装であるJerseyのMVC機能の話。
なんかこうやって比べてたってことは、似たような仕様を立ち上げてどうするんだって話なのかなー。
CON8320:Ask the JDK Architects, Part 1
JDKのえらい人への質問コーナーです。
ブライアンはリラックスしてますね
Array2.0の話とか、PanamaとかSpecializationとか、シリアライズして透過的にオブジェクト扱うのはファンタジーだとか、immutableなコレクションだとか、いろいろ話してたのですけど、何の話題かわかるものの何をいってるかわからず・・・
英語力2.0が必要です。
そんなんなので、Part 2もとっていたのですが、そのまま帰りました。
ビール
まさたかさんがサンフランシスコにいたので、一緒にビール。
スポーツバーの窓際の席だったのだけど、なんかホームレスの人が窓から野球をみてて、すげーこっちみてるし写真とると背後霊みたいになるし、ウケました。
BOF2990:Meet the JVM Team
で、BOFに戻ります。
JVMチームへの質問コーナー。12〜3人くらいで、前のほうにかたまってました。
もう、マイクも使わないし、ほとんど客席同士で話してるし、まったく何を話してるかわからず。
たぶん、そこまで高度な内容は話してないと思うのだけど、英語わからんのでまるでだめ、ってなってますね。
英語力3.0が必要です。
悲報:JavaOneバッグもらえず
ところで、JavaOne参加者はJavaOneバッグもらえます。
なのだけど、今年はブロガーパスで参加させてもらってて、これはOracle Open Worldまで参加できるんだけど、このパスでバッグをもらいに行くと、JavaOneバッグではなくOOWバッグを渡されるのです。
交換できない?って聞いたんだけど、「ごめんなさいね、できないのよ、決まりだから」みたいなことを流暢なアメリカ弁で返されました。
ということで、奥が去年のJavaOneバッグ、手前が今年のOOWバッグ、左がブロガーパスです。
まあ、でも毎年改良されてて、なんかすげー使いやすくなってます。