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NetBeans サポートブログ: NetBeans 7.1の新機能紹介(4): リファクタリング

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NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71ページからピックアップするシリーズ、今回からはエディタ周りについてみていきます。まずはリファクタリングです。「検査と変換」そして「インライン」を紹介します。

検査と変換

これは今までエディタで使えていたヒント&変換機能をひとまとめにしたようなものと考えればいいと思います。リファクタリングメニューから「検査を変換」を選んでみてください。

対象となるプロジェクトやファイルを指定し、構成を選びます。構成はカスタマイズ可能です。デフォルトの状態では「インポートの構成」と「JDK7に変換」という構成があります。



「JDK7に変換」を選んで隣の「管理」ボタンを押してみましょう。オプションダイアログのヒントで出てきた項目がならんでいます。この中で実際に変換機能もあるものが使えるようです。以下のスクリーンショットではわかりづらいかもしれませんがイタリックの項目にかんしては対応するリファクタリングがないというふうになっていますね。


実際に実行すると通常のリファクタリングのようにまずは「プレビュー」画面で確認できるので安心です。


カスタム項目を付け加えられるようです。



インライン

インラインのリファクタリングはメソッド、定数などをすべて元のものに置き換えます。以下の例では basePrice を getBasePrice() に置き換えるようにリファクタリングします。


リファクタリングの「インライン」を選んでください。



プレビューウィンドウが開いて変更前、変更後を比較してくれます。必要でないものは左側のチェックボックスをはずして「リファクタリングの実行」 をしてください。


パラメータの導入

リファクタリングに「パラメータの導入」が追加されました。これは使っている変数や定数をメソッドのパラメータとして変更するというものです。メソッドを書いている時に「あーこれ、パラメータで取ればよかったなー」という時に使えます。


NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

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